マリネラ(marinera) って何?

 

 

マリネラは自由と笑顔のダンス

 

 

ペルーの国民的伝統舞踊『マリネラ』は、現地では学校で習うほどポピュラーなダンス。

『愛』を表現するダンスなので、男女のペアが基本です。

 

 

 

ペルー各地に『マリネラ』と呼ばれる8分の6拍子の踊りがありますが、

なかでも最も有名で盛んなのが、ペルー北部のマリネラ

マリネラ ノルテーニャです

 

 

ペルーの国民舞踊マリネラとは(Wikipediaより)

 

マリネラ(Marinera)とは、ペルー共和国を代表する伝統舞踊・競技ペアダンス、及びその音楽のことである。 ブラジルのサンバ、アルゼンチンのタンゴと共に、南米3大ダンスの1つに挙げられ、ペルー共和国の無形文化遺産となっている。 男女ペアのダンスで、男女とも白いハンカチを右手に持ち、6/8拍子のリズムで踊るのが大きな特徴である。

マリネラは主に以下の3種類に大別できる。

·       トルヒーヨ市を中心とした、ペルー北部海岸地方のスタイルである「ノルテーニャ」

·       首都であるリマのスタイルである「リメーニャ」

·       アンデス山岳地方(プーノ・アヤクーチョ・アレキパ等)のスタイルである「セラーナ」

(セラーナのみ特定のスタイル名ではなく、アンデス地方における様々なスタイルの総称である)

これらのうち最も盛んなものはペルー北部スタイルのノルテーニャである。

 

このマリネラ・ノルテーニャは競技ペアダンスとして発展して、発祥の地とされているペルー北部沿岸に位置する都市トルヒーヨ市では毎年1月の末に世界大会が行われている。 上記のようにマリネラは地域によって種類があるが、単に「マリネラ」と呼ぶ場合、このマリネラ・ノルテーニャのことを指す場合が一般的である。

 

 

 

当教室でも、ノルテーニャを基本に学んでいただきますが、

トンデーロ、ワイラス、バリーチャ、ウィティティ、リャメラーダ、フェステホなど、

ペルー各地の踊りも体験することができます。

 

 

実はこれ、日本ではかなり珍しいことなんです

 

 

 

 毎年1月にペルー北部のトルヒーヨという

街で最も権威のある国際コンクールが

開催されます。

 

このコンクールのチャンピオンが名実ともに

『マリネラのチャンピオン』と認定されます。

 

 

女性は片手にスカートの端、片手にハンカチを持ち、裸足。

男性は片手につばの広い帽子、片手にハンカチを持ちます。

 

そして、常ににっこりと笑って踊るのです。

(陽気なペルーの人にとって『愛』とは楽しく、暖かいものなのでしょう)

 

ポイントで決められた動きをする以外は、リードする女性側がその場で動きを決めます

そう、ほとんどの動き「アドリブ」なのです。

マリネラを踊ったことがある人となら、「はじめまして」で踊れてしまいます(笑)

 

手に持ったハンカチや目線、仕草でペアの男性とコミュニケーションを取り、

男性はそれに合わせて動きを決め踊ります。

 

現地のコンクールでは当日、その場で曲が決まります。

その瞬間、その時にしか踊れないダンス表現を大切にしているのですね。

 

決められた動きを練習して踊る」という、世界各地にあるダンスとは一線を画すのです。

 

「そんなの踊れるの?」

と、不安になりますよね。

 

でも、大丈夫!

 

踊っているうちに、「自分はどう動きたいのか、相手とどう合せたらいいのか」

といった感覚も掴めてきますし、現地で沢山壁にぶつかって学んだ日本人講師が、

実体験を踏まえ、しっかりとアドバイスさせていただきます!

 

「決められた動きがない」ということは

言うなれば

「どんな動きでもすばらしい」いうこと。

 

 

お子さんの自立や、大人の方も自分軸を確立させることに、とても効果的です。

 

 

 また基本はペアの踊りですが、

日本のコンクールではシングル部門が開かれることも多いので、

一人で踊るマリネラにも注目が集まっています。

 

「初めからペアのダンスは緊張する……」という方も、安心して始めることができますよ。

(実際講師も、国内コンクールのシングル部門で賞をいただいたことがあります)

 

女性だけ、男性だけ、男女混合のグループで踊ることもあるので、

仲の良いお友達同士でグループを組んで踊る、なんていうのも楽しいですね。

こちらは大人数ならではの迫力とフォーメーションの美しさが見ものです。

 

子供、若者、大人、シニアと、各世代で表現される『愛』は様々。

楽しくにぎやか、華々しく情熱的、しっとり、ゆったり。

 

あなたにしか表現できない『マリネラ』が、きっとあります。